今回は、日本三大花火大会のひとつで、花火師日本一を決める全国花火競技大会「大曲の花火」についてご紹介したいと思います。
「大曲の花火」とは？
「大曲の花火」は、日本で3大花火大会の一つで、花火師のトップを決める歴史あるイベントです。毎年8月の最終土曜日に秋田県大仙市の雄物川湖畔で開催されます。
この大会では、約2万発の花火が夜空を彩ります。
全国から集まった花火師たちは、昼花火、10号芯入割物、10号自由玉、創造花火の4つの花火を打ち上げ、総合力を競います。優勝者には文部科学大臣賞が贈られます。
「大曲の花火」は、全国から70万人以上の人が毎年訪れる人気の花火大会です。大会のテーマに沿った花火が、約1万発打ち上がります。この大会では、花火の技術や創造力を楽しむことができます。
「大曲の花火」は1910年に始まりました。当時は「第1回奥羽六県煙火共進会」と呼ばれ、東北地方の有名な花火師たちが一堂に会して花火を打ち上げました。この大会は、春、夏、秋の3回に分かれて開催されており、それぞれ「新作花火コレクション」「全国花火競技大会」「劇場型花火」というテーマで花火を楽しむことができます。
観覧席は有料席と無料席があります。有料席は、旅行業者向けのものや個人向けのものがあり、オフィシャルサイトで申し込むことができます。
無料席は雄物川沿いの公園や橋などで見ることができますが、混雑が予想されるので早めに場所取りをすることがおすすめです。
大曲の花火を見に行くには、まずは開催日時を確認し、予約する必要があります。その上で、観覧する場所を選択します。観覧席券が必要な有料席は、旅行業者向けのものや個人向けのものなどがあり、オフィシャルサイトで申し込むことができます。無料席は、雄物川沿いの公園や橋などで見ることができますが、混雑が予想されるので早めに場所取りをすることがおすすめです。大曲の花火に参加するためには、秋田県大仙市までアクセスする必要があります。
「大曲の花火」の歴史
秋田の大曲の花火の歴史は江戸時代にまで遡りますが、正確な記録は少なく、文化・文政期（1800年代前半）に初めて花火らしい行事が出現したと言われています。
現在の全国花火競技大会は、1910年（明治43年）に大港地区の諏訪神社の祭礼の余興として行われた「奥羽六県煙火共進会」が始まりです。
当時は秋田、山形、岩手、宮城、福島、青森の各県から花火師が集まり、その技を競い合いました。
その後、戦争や災害による中断もありましたが、1954年（昭和29年）に「全国花火競技大会」として再開され、以来、毎年8月の最終土曜日に開催されています。現在では、全国から約30の花火業者が参加し、約2万発の花火が打ち上げられる、日本一の花火大会となっています。
大光花火は、昼の部と夜の部に分かれています。昼の部では色煙火、夜の部では大型の球体花火や創作花火が打ち上げられます。
また、花火職人による花火の解説や、各花火の打ち上げに合わせた音楽とナレーションが流れるのも「大光花火」の特徴です。
実際に行ってみた私の感想
この花火大会は、1910年に始まった歴史あるイベントで、毎年8月の最終土曜日に秋田県大仙市の雄物川湖畔で開催されます。
約2万発の花火が夜空を彩り、約70万人の人が訪れる人気のイベントなので行く前からワクワクしてました。
大曲の花火の見どころは、やっぱり全国花火競技大会です。全国の花火師が昼花火・10号芯入割物・10号自由玉・創造花火の4種類の花火を打ち上げて、その総合力を競いあうところです。優勝者には文部科学大臣賞が贈られる大会で
競技花火は、花火の大きさや色彩、音響、演出などが審査されます。私は、創造花火が特に好きでした。オリジナルの花火や音楽とのコラボレーションが見られて、感動的でした。
花火大会のフィナーレは、大会のテーマに沿った大仕掛花火です。今年のテーマは「花火の魔法」でした。約1万発の花火が一斉に打ち上がり、空一面を埋め尽くしました。その迫力は圧巻で、見物客からは歓声と拍手が起こりました。大仕掛花火は、大曲の花火の歴史や文化を表現する花火で、毎年違うテーマで楽しませてくれます。
大曲の花火は、毎年8月の最終土曜日に開催されます。来年は8月26日(土)に行われる予定です。入場料は無料ですが、有料の指定席や観覧席もあります。私は、事前にオフィシャルサイトで指定席のチケットを購入しました。花火大会の当日は、交通規制が行われるので、公共交通機関を利用することをおすすめします。私は、JR大曲駅から無料シャトルバスで会場まで行きました。約15分で着きました。
大曲の花火は、日本有数の花火競技大会で、花火師の技術や創造力を楽しめますよ。
